主婦ら4人を逮捕 パレンバン 覚せい剤4キロの運び屋

 国家麻薬委員会(BNN)南スマトラ州支部は15日、覚せい剤4キロを所持、運搬した疑いで、主婦2人を含む4人を同州パレンバン市で逮捕した。アチェ州から海路、陸路、空路を使ってバリ州へ運ぶ計画だった。
 BNNの調べによると、逮捕された主婦2人は、北スマトラ州メダン市在住のナタリア・ディボラ・スムブリング(37)、フェラ・アナスタシア(28)両容疑者。残りの2人は、東ジャワ州パスルアン県バンギル郡在住のナシルディン・ハキ(36)、エルナ・ドゥウィヤンティ(31)両容疑者。
 主婦2人はアチェ州から船で運ばれてきた覚せい剤をメダン市で受け取った後、バスでパレンバン市まで運び、バンギル郡在住の容疑者2人に引き渡そうとした疑い。4人ともパレンバン市内で逮捕された。
 バンギル郡在住の容疑者2人は飛行機を使って、覚せい剤を最終目的地のバリ州へ運ぶ計画だったという。
 13日にはバンテン州セラン県アニェル海岸で、覚せい剤1トンを密輸したとして台湾人3人が逮捕、1人が射殺された。(毛利春香)

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