インドウオーター開幕 国内最大 水関連ビジネス展示会
国内最大規模の水処理、水関連ビジネスの展示会「インドウオーター2017」が12日、中央ジャカルタのジャカルタ・コンベンションセンター(JCC)で開幕した。
14日までの3日間、工業排水処理や生活用水確保などの技術を凝らした装置が展示され、商談を行う。
政府の廃水に対する規制は強まっており、「対策をやらざるを得なくなっている」(水処理設備設計の日系企業社長)。
水処理プラントの日本国内大手、日立造船はこのほど買収したオーストラリアの同業社、オスモフローホールディングスと共同で出展した。商談を通して先進的なプラント技術をアピールし、東南アジア展開を強化させていく方針だ。
インドウオーターは01年から開催し、今回で13回目。昨年は東ジャワ州スラバヤ市で開催した。
水処理やポンプ関連企業を中心に、30カ国、550の企業・団体が出展、関連した展示会を含めて3日間で1万人以上の来場者を見込む。(平野慧、写真も)