燃料貯蔵施設を建設 プルタミナ 東部では14カ所に
国営石油ガス・プルタミナはこのほど、国内各地で燃料の供給体制を向上させる目的で、燃料備蓄施設を増設する方針を発表した。地元メディアが報じた。
ジャボデタベック(首都圏)近郊には876のガソリンスタンドがあり、北ジャカルタの備蓄拠点のプルンパンなどから供給されており、供給量の増大に対応して設備を拡張、増設する。
プルンパンの現在の備蓄能力は1万4千キロリットル。計画の細部を年内に詰めて、2018年に建設を開始する。
また、プルタミナは19年までにインドネシア東部で14の燃料備蓄施設を設置する目標を掲げている。
エネルギー鉱物資源省の割り当てに従って実施する。西ヌサトゥンガラ、南スラウェシ、マルク、パプアなどの各州が対象で、マルク州アンボンのワヤメでは1万キロリットル以上備蓄できる設備の建設が予定されている。