東南アジア最大の拠点 ポルシェ・センター新装
ポルシェの正規輸入代理店ユーロカース・アルタ・ウタマは14日、南ジャカルタのクバヨラン・ラマにあるユーロカーズ・グループ新本部ビルに、ポルシェ・センター・ジャカルタを新装オープンした。
同センターは東南アジア最大で、延べ床面積4168平方メートル。12台分の展示スペースが1階にあり、2階には購入した車をカスタマイズしたい顧客向けに、各種オプションやアクセサリーのサンプルを吟味できるフィッティング・ラウンジを設けた。
また、サービス・エリアでは12台の車両ホイストを備え、各種メンテから修理まで幅広く対応する。本社直轄のガイドラインに従いエンジニアを教育するトレーニング・ルームも完備した。
ユーロカース・アルタ・ウタマのクリストファー・チョイ・マネージング・ディレクターは、「東南アジアの中でもポテンシャルの高いインドネシアで、カスタムメイドのような顧客の個性を反映したポルシェを提供していきたい」と説明。スポーツ多目的車(SUV)マカンが人気だが、今後はセダンのパナメーラにも力を入れていく。
ポルシェの2016年の世界販売台数は、過去最高の15年から6%増の23万7778台。国別では中国が6万5246台で首位。車種別ではマカンが1位で9万5642台。(太田勉、写真も)