ジャカルタが3冠 200人参加、熱戦を展開 3都市スポーツ大会

 第15回3都市親善バリ・スポーツ大会(主催・バリ日本人会、ジャカルタ・ジャパンクラブ、東ジャワ・ジャパンクラブ)が27日、バリ島各地で開催された。ジャカルタ、スラバヤ、バリから集まった約200人が共に汗をかきつつ親睦を深めた。

 サッカー、ソフトボール、テニス、バドミントン、ゴルフの5種目で熱い戦いが繰り広げられた。サッカーでスラバヤ、ゴルフではバリが、残る3種目でジャカルタが優勝した。
 同日夜にはクタのモール・バリ・ギャレリア内の中華料理店「エマ」で表彰式・懇親会を開催し、在デンパサール総領事館の千葉広久総領事やバリ日本人会の須戸サリ副会長、スラバヤ日本人学校の村下俊文校長、ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)の勝田祐輔理事長らが出席した。
 テニスで初参加した千葉総領事は「ジャカルタチームとの試合でファーストサーブを受けた時は出なきゃよかったと思ったが、その後自分のサーブで1ゲームとれたので出て良かったと思った」と笑い、「15年続くのはすごいこと。来年も頑張りたい」と話した。
 勝田JJC理事長はゴルフで初参加を果たし、「(同大会が)日系コミュニティーの交流の場としてさらに活発になるように、今後も盛り上げていきたい」と話した。
 村下校長は「大会にはスラバヤの邦人約600人の1割強が参加した」と大会に対する参加者の熱い思いを語り、「(同大会は)2002年10月12日の悲惨なテロで傷ついたバリを盛り上げようと始まり、ことしで15年になる。きょう、こうして汗をかけたことに感謝している」とあいさつした。
 須戸副会長は「大会が続いているのは皆さまのおかげ。参加者が楽しんでいる様子を見て、元気をもらっている」と話し、バリに訪れた参加者に感謝の意を伝えた。
 参加者の中には、日本からこの大会に駆けつけた選手もおり、思い出話や近況報告などでも盛り上がった。
 バドミントンのジャカルタチームの福岡隼人さんはMVPに輝いた。「5月30日で日本に帰国する予定で、最後に大会に参加することを目標にしてきた。来年も日本から来て参加したい」と思いを語った。(平野慧、坂田優菜、2面に関連)

日イ関係 の最新記事

関連記事

本日の紙面

JJC

人気連載

天皇皇后両陛下インドネシアご訪問NEW

ぶらり  インドネシアNEW

有料版PDFNEW

「探訪」

トップ インタビュー

モナスにそよぐ風

今日は心の日曜日

インドネシア人記者の目

HALO-HALOフィリピン

別刷り特集

忘れ得ぬ人々

スナン・スナン

お知らせ

JJC理事会

修郎先生の事件簿

これで納得税務相談

不思議インドネシア

おすすめ観光情報

為替経済Weekly