カジュアルにバティック 新作コレクション ユニクロ
ファッションブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング・インドネシアは24日、バティックのモチーフを使った「バティック・モチーフ・コレクション2017」を発表した。昨年に続き2度目。
ことしのテーマは「モダン・ヘリテージ」。モノトーン基調で、日常の服にもコーディネートしやすいのが特徴。伝統に敬意を払いながらも、ジーンズや普段着にも合わせやすくした。
男性用は半袖でスタンダードな襟のものが6モチーフ、新しく出た開襟デザインが4モチーフ。女性用は半袖と七分袖の2デザインがあり、それぞれ4種類のモチーフ。価格は1着29万9千ルピア。
国内での販売は29日から。シンガポールやマレーシア、フィリピン、タイなど東南アジア各国でも販売される。
中央ジャカルタ・メンテンのレストランで開かれた会見には、ファッション関係者、メディア、ファション・ブロガーやインフルエンサー(SNSの発信などで影響力を持つ人)などが集まった。
ファッション・インフルエンサーのキャサリン・ハリムさんは「バティックは、2009年、ユネスコの無形文化遺産に認定されたインドネシアが誇る伝統文化。ことしのバティック・コレクションは、カジュアルな服装にも合わせやすく、いろいろ新しいコーディネートが楽しめそう。今後はドレスなど、もっとバリエーションを増やしてほしい」と語った。(太田勉、写真も)