来場者50万人達成 成約額3.2兆ルピア 超え 国際モーターショー

 4月27日〜5月7日、中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIエキスポ)で開催されたインドネシア国際モーターショー(IIMS)2017の集計結果によると、来場者数は50万3447人で、昨年の45万4178人から約10%増加した。成約額は3兆2331億ルピアと目標の3兆1千億を上回り、成約台数も1万1604台と昨年の1万1275台から伸びた。
 来場者数では、昨年の自動車工業会(ガイキンド)主催インドネシア国際オートショーの45万6517人を上回った。
 ことしの国際モーターショーには、トヨタ、ホンダ、ダイハツ、三菱、スズキ、マツダ、日産(ルノー)の主要日系四輪メーカーを中心に21の自動車ブランドや日系二輪メーカー4社を含む11の二輪車ブランド、その他関連企業などが出展した。ホンダとスズキは、四輪車と二輪車を1つのブースに展示した。商用車の出展はインドのタタのみ。「商用車を購入する層の来場者はまだ少ないと考えている」(日系商用車メーカー幹部)と、厳しい状況が続くマーケットの中で、販売機会を慎重に見極めたいとの声が聞かれた。
 地元紙によると、日系主要各社の成約(注文書)数は、トヨタが4652台、ホンダ3555台、スズキが1866台、三菱が1429台。(太田勉)

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