ギャラクシーS8投入 サムスン 安全検査を強化
携帯電話の国内トップシェアのサムスン・エレクトロニクス・インドネシアは2日、南ジャカルタのラッフルズ・ホテルで、最新スマートフォン「ギャラクシーS8」と「S8プラス」を発表した。発火事故のあった「ギャラクシーノート7」以降、初の旗艦機種となり、安全検査を強化したことをアピールした。
同機は本体の縁部分が縮小され、ほぼ全面が画面との印象を与える「インフィニティ・ディスプレイ」を採用。5・8インチ画面のS8と6・2インチのS8プラスのラインアップ。縦横比が18・5対9と縦長に変更され、よりスリムになった。
モニターやマウス、キーボードに接続してデスクトップPCのように使う円形のドック「DeX」や360度ライブ・ストリーミングができる「ギャラクシー・ギア360」、VR(仮想現実)コントローラーに接続できる。
リコール・生産中止となったノート7のバッテリー発火事故について、「非常に貴重な学びとなった」とし、バッテリーをエックス線検査するなど8ポイントの安全検査確認項目について紹介した。
また、サムスン・インドネシア・アンバサダーを務める女優のディアン・サストロワルドヨさんが登場した。
価格は、S8が1049万9千ルピア、S8プラスが1199万9千ルピア。ゴールド、ブラック、グレーの3色。5日より7日間、各地で一般消費者向けの発表が行われる。(太田勉、写真も)