レバランに臨時開通 スマトラ島縦断高速

 公共事業・国民住宅省の高速道路調整機関(BPJT)は4日、建設が進むスマトラ島縦断高速道路(トランス・スマトラ)の4区間を、6月のレバラン(断食月明け大祭)帰省時に臨時開通させると明らかにした。渋滞軽減が目的。地元メディアが報じた。 
 臨時開通する4区間は、メダン(北スマトラ州)〜トゥビン・ティンギ(同)の3工区41・6キロ、メダン〜ビンジャニ(同)の2工区10・48キロ、バカウヘニ(ランプン州)〜トゥルバンギ・ブサール(同)の1工区5・02キロ、パレンバン(南スマトラ州)〜インドンララヤ(同)の1工区7・75キロ。 
 2019年の開通を目指すトランス・スマトラは、アチェ州バンダアチェからランプン州バカウヘニまで全長約2700キロを結ぶ。BPJTは中部ジャワ州の4区間でも臨時開通させる予定。(中島昭浩)

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