線路の横断が不要に 新しい改札、歩道橋 タナアバン駅

 中央ジャカルタのタナアバン駅の北口が刷新され、10日からホームの歩道橋や自動改札口が使用可能になった。新たに設置された歩道橋はガラス張りで、上からホームの様子が見えるつくり。高さ60メートル、幅6メートル。三つの階段と六つのエスカレーターを備えた。 
 同駅ではこれまで改札やホーム間を結ぶ歩道橋はなく、移動する際は乗客が線路の上を歩いていた。 
 北側のジャティ・バル・ラヤ通り側にできた改札口には、窓口のほか15台の自動改札機を設置。今後は自動券売機などの整備を進める。一方、伝統繊維市場のタナアバン市場に向かうには引き続き南側出口を使用する。 
 バンテン州タンゲラン市の自宅に帰るバンバン・ドルドスさん(41)は、「毎日使う駅がきれいになるのはうれしい。線路を渡る必要もなくなり安全になったし、改札口も増えて帰宅ラッシュ時もよりスムーズになると思う」と話した。(毛利春香、写真も)

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