10の覚書締結へ きょうサウジ国王来イ

 サウジアラビアのサルマン国王の来イを3月1日に控え、サウジアラビアのオサマ・ビン・モハンメド・アブドゥラ・アル・シュアイビ駐インドネシア大使は28日、南ジャカルタの同大使館で会見を開き、「インドネシア政府と10の覚書を結ぶ方向で調整している」と語った。
 サウジ国王の来イは約50年ぶり。サルマン国王は2015年に休暇でフランスを訪問した際、家族など約1千人を連れて訪問したとみられ、今回の訪問団はそれ以上の大訪問団となる見込み。
 インドネシア側の事前説明では、サルマン国王が250億ドル規模を投資する方針と公表している。これに対し、オサマ大使は会見で「具体的な金額は分からないが、かなりの投資を発表する」と1日の首脳会談に向け準備を進めていることを強調した。10の覚書の具体的な内容について、同大使は安全保障面や保健、教育、農業、漁業、航空など具体的な分野を列挙した。
 一方で調整中の分野についても言及。「住宅開発や電力開発、観光分野の協力についてはまだ締結の準備ができていない」と説明。サウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコとプルタミナの提携も「まだ整っていない」と述べるにとどまった。(佐藤拓也、写真も)

経済 の最新記事

関連記事

本日の紙面

JJC

人気連載

天皇皇后両陛下インドネシアご訪問NEW

ぶらり  インドネシアNEW

有料版PDFNEW

「探訪」

トップ インタビュー

モナスにそよぐ風

今日は心の日曜日

インドネシア人記者の目

HALO-HALOフィリピン

別刷り特集

忘れ得ぬ人々

スナン・スナン

お知らせ

JJC理事会

修郎先生の事件簿

これで納得税務相談

不思議インドネシア

おすすめ観光情報

為替経済Weekly