オレペコが招待公演 国内最古のジャズフェス 11月、日本人として初

 国内で最も歴史があるジャズ音楽祭「ジャズ・ゴーズ・トゥ・キャンパス」(11月開催)で、日本の音楽デュオ「orange pekoe」(オレンジ・ペコー、通称オレペコ)が日本人アーティストとして初めて招待公演を行うことが決まった。開催35回目となる今年のテーマは「フリーダム・オブ・ジャズプレッション」。実行委は「ブラジル音楽やソウルなどさまざまなジャンルを融合させた独特のスタイルで、インドネシアのジャズファンを魅了させてほしい」と期待を寄せている。 
 同音楽祭は当時、インドネシア大学経済学部の学生だった歌手チャンドラ・ダルスマン(54)らが中心となって1978年に始まった。国内外のアーティストを招き、西ジャワ州デポックの同大構内で毎年開催している。今年は11月25日に開催し、27組が公演を行う予定。
 オレンジ・ペコーは1998年に結成し、2002年にメジャーデビュー。ナガシマトモコ(33)が歌と作詞、藤本一馬(同)がギターと作曲などを担当している。同年5月に発売したファーストアルバムが40万枚以上を売り上げ、日本ゴールドディスク大賞で最優秀新人賞を受賞した。
 歌とギターによるデュオライブからレギュラーバンドを率いてのツアー、大編成のビッグバンドでのライブまで、さまざまなスタイルで音楽活動を行っている。韓国やタイ、米ニューヨークで海外公演も行っており、高い支持を集めている。
 オレンジ・ペコーのインドネシア公演は初。じゃかるた新聞の取材に対し、「私たちの音楽が聴いてもらえていると聞いて、とても興奮している。(インドネシアの人々に)楽しんでもらえるとうれしいです」とコメントを寄せた。
 チケットは9月からジャカルタ各所のチケット販売店で取り扱いを開始する。前売り券は4万2千ルピア、当日券は5万7千ルピア。
 出演者についての詳しい情報は、公式ウェブサイト(jgtcfestival.com)を通じて今後発表する。(岡坂泰寛)

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