ゴルフ場併設のアパート ムスティカ・ランド ジャバベカで建設進む
不動産開発ムスティカ・ランド・デベロップメントが、西ジャワ州ブカシ県チカランのジャバベカ工業団地で「ムスティカ・ゴルフ・レジデンス」の建設を進めている。年末から購入受付を開始し、来年3月から入居開始予定。17階建て全531室で、入居者は同じ会社が運営する近くの全18ホールあるゴルフ場を利用できる。
ムスティカ・ランド・デベロップメントのデビッド・スジャナ最高経営責任者(CEO)は先月下旬開いた骨組み工事終了を祝う式典で、「いろいろな国の企業があり、日本の駐在員は約1万5千人いる。アパートメントの供給は少ないが、需要は多い。私たちは高級アパート市場に参入していく」と強調した。
部屋の広さは24〜44平方メートル。独自の調査で、ジャバベカ工業団地には単身で赴任する人が多いことが分かったため、広めの部屋でもワンルームタイプにした。各部屋にバスタブを備え、24時間体制のセキュリティーシステムや毎秒最大100Mビットのデータを送れる高速インターネットが利用できる。アパートからのアクセスは、モールのプラザ・インドネシア・ジャバベカや西チカラン高速出口までは車で約5分、ゴルフ場までは車で約10分。
価格は部屋の大きさによって異なり、1室約5〜10億ルピア。レンタルも可能。建設計画は14年から始まり、外壁や内装などの工事にこのほど着手した。(アリ・レイモンド、中島昭浩)