仲間と一緒に感動 第17回JJSフェス 交流深める
バンテン州南タンゲランにあるジャカルタ日本人学校(JJS、齋藤稔校長)は4日、第17回JJSフェスティバルを開いた。「超JJSフェスティバル〜仲間との感動のドラマを〜」をテーマに、学年を超えて交流を深めた。
各教室では小学部5、6年の児童と中学部の生徒が手作りしたゲームなどの企画を実施した。
小学部3年3組の濱田凌駕さん(8)は「スーパーボールすくいが難しくて3個しか取れなかったけど楽しかった」。小学部3年3組の大澤橙真さん(8)は「小学部6年1組の『笑ってください』で、男の子が女の子に変装したところが面白かった」と笑顔で語った。
また、PTAや外部有志も協力した。昆虫採集家が出展した昆虫ブースが大盛況で、インドネシアに生息する昆虫や標本が展示された。
円形広場では神輿(みこし)が登場し、太鼓の音と気合いの入った掛け声が響き渡った。小学部4年生と中学部3年生有志が汗を流し、神輿の重さに苦戦しながらも最後まで力を入れて担ぎ続けた。
中学部体育館では有志グループがダンスやピアノ演奏、体操を披露。校内の予選を勝ち抜いた8チームが練習の成果を発揮した。各チームともパフォーマンス後に大きな拍手が会場中に鳴り響いた。
フィナーレでは児童・生徒、教職員が一緒にカナダ出身の女性歌手カーリー・レイ・ジェプセンの「グッド・タイム」に合わせて踊り、フェスティバルを締めくくった。
例年2日間にわたって開いていたフェスティバルだが、ことしはラマダン(断食月)が早まった関係でプログラムを変更、1日だけの開催となった。(上岡尚樹、写真も)