193人が栄冠競う JJCテニストーナメント 各部門で熱戦を展開
ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)テニス部の第65回トーナメント大会(スーパー・ワハナ・テフノ、マンチ・インドネシア、ミディ・ウタマ・インドネシア協賛)が14、15の両日、中央ジャカルタのブンカルノ競技場に隣接する屋外ハードコートで開かれた。193人がエントリーし、炎天下のなか、練習の成果を競い合った。
男子Aで見事優勝に輝いたのは片山直樹・篠原圭ペア。片山さんはシニアダブルスの部でも優勝、篠原さんは2年連続3回目の優勝となった。篠原さんは「片山さんが試合を作り、自分がスマッシュを決めるというコンビネーションがうまくいった」と振り返った。片山さんは「ペアを組んで、いろいろな人と交流できるのはテニスのとても良いところ。今後も続けていきたい」と話した。
女子Aでは西山佐誉子・富田裕子ペアが栄冠を手にした。西山さんはテニスの同好会「ハイビスカス」でも活動している。
「いつものように余計なことを考えずに一球一球集中することだけを心がけた」と振り返った。富田さんは「このペアで出場でき本当に良かった。練習するだけではなく、こうした大会に出場することは刺激になる。また出場したい」と意気込みを語った。
男子Bで優勝したのは初参加の柳橋雅之・新谷裕介ペア。
柳橋さんは「本来ペアを組む人がキャンセルとなった結果、新谷さんとペアになったけれども、息が合って優勝できてよかった」と喜び、新谷さんは「運動不足になるのを防ぐためにインドネシアでもテニスを始めた。次回はAチームでの試合に望みたい」と次回への展望を述べた。
女子Bでは石河宣子・池松頼子の母娘のペアが優勝した。石河さんは「数十年ぶりに本格的にテニスをした。とても良い記念になった」と笑った。池松さんは「ミスをしても落ち着いて、コミュニケーションをとって試合に臨んだことがよかった」と勝因を語った。(平野慧、写真も)