愛の力でつながろう 日イ友好の縁日祭 南ジャカルタ・ブロックMで 5月14〜15日開催
民間有志の草の根交流イベント「リトル東京ブロックM縁日祭」(主催・ブロックMエステート、後援・在インドネシア日本大使館ほか、メーンスポンサー・JCB、Jトラスト)が14、15の両日、南ジャカルタ・ブロックMで開幕する。日本人とインドネシア人が交流を深める縁日祭は今回で7回目を迎えた。ことしも日本の「縁日」の下、人々が集まり絆を強める。
ことしのテーマは「MIRACLE―Power of Love(奇跡―愛の力)」。
縁日祭実行委員長の竹谷大世さんは「毎年、けが人や大きな事故もなく開催し続けてこられたことが奇跡的だと感じました。縁日祭はたくさんの人たちの愛で支えられているというメッセージも込めました」と今回のテーマについて思いを語っている。
ことしも例年と同じく、会場内に日本伝統の芸能などを紹介する「メーンステージ」とアイドルやコスプレイヤーたちが登場する「ポップカルチャーステージ」を設置。
ブースは日系企業や、香川県人の集まり「さぬき会」をはじめとする県人会などが出店。縁日や日本になじみのある食べ物や縁日の雰囲気を味わえる射的など約160が立ち並び、路上では神輿(みこし)や山車が練り歩き、花魁(おいらん)道中などもパフォーマンスして会場を盛り上げる。
ことしは会場内にミニステージを設置。よしもとクレアティブ・インドネシアのお笑い芸人のライブや、よさこい、ジャカルタ・ジャパン吹奏楽部による演奏、コーラス部の歌声披露などが行われる。
今回のサブテーマである愛の力にちなんで、大切な人や縁日祭などに対し思いを記す「ラブボード」も新設する。
縁日祭オリジナルのラブバンド(1本1万ルピア)購入でメッセージを書き込める。売り上げの一部は熊本地震への支援金に充てられる。(山本康行)