さくら祭り30日開幕 プレイベントきょうから チカラン
日本とインドネシアの交流を深めるさくら祭りが30日と5月1日、西ジャワ州ブカシ県チカランの「マックスボックス」で開催される。主催は若手の元日本留学生らでつくるインドネシア日本同好会(KAJI)。祭りは今年で5回目。テーマは「インドネシア・日本共に歩こう」に決まった。
今回は、工業団地を運営するリッポー・チカランの全面協力を得て、祭りに先立つ「プレイベント」が23〜29日まで開催される。屋台が並び、紙芝居や折り紙を体験するコーナーが設置される。
祭りは2日間とも午前10時から午後9時まで。ステージで餅つき大会やコスプレ大会、美人コンテストなどが行われるほか、夜には盆踊りやアイドルグループJKT48の公演も予定している。ほかに、日本文化に触れるコーナーが設置されるほか、フリーマーケットも開かれる。
さくら祭りは日系企業が近年増えているチカランで、日本人と日本在住経験のあるインドネシア人が、日本を感じることができる場を提供したいと始めたのがきっかけ。地元住民の家族連れや日本人でにぎわい、昨年は計8万人以上が集まった。(平野慧)