ブカシ倉庫営業開始へ 阪急阪神HDグループ
阪急阪神ホールディンググループは1日、阪急阪神エクスプレス、阪急電車、阪神電気鉄道の3社共同で設立した現地法人の阪急阪神ロジスティクス・インドネシアが、西ジャワ州ブカシ県のMM2100工業団内に建設していた物流倉庫の営業活動を近く始めると発表した。
倉庫の規模は、敷地面積1万8210平方メートル、延床面積1万1855平方メートル。接車バース12カ所と低温設備を持つ。
主な取扱商品としては自動車部品関連、医療機器、電子部品、日用品などを想定している。
通関業務などを行うフォワーディング業務を行っている別現法の阪急阪神エクスプレス・インドネシアとともに、一貫した物流ネットワークを充実させる。自動車関連企業を中心に、多様な顧客ニーズに対応できる高品質なロジスティクスサービスを展開する計画。
グループは、中期経営計画での事業戦略の一つに海外を含む「新たなマーケットの開拓」を掲げている。
インドネシアのほか、シンガポールでも、物流倉庫を建設中で、国際輸送事業でのロジスティクスビジネスの規模と業容を拡充し、増加が見込まれるアセアン域内物流需要に対応するとしている。