SWファン 覚醒 10年ぶり新作 イ俳優も出演
人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズの新作「フォースの覚醒」が18日、世界各国の映画館で公開された。インドネシアでも、各地の映画館にファンが詰めかけ、10年ぶりの新作を楽しんだ。地元の俳優3人が出演していることもあり、上映している映画館はどこも満席だった。
中央ジャカルタの映画館「CGVブリッツ・グランド・インドネシア」ではこの日午前11時から、2Dや3D、4Dなど計11のシアターのうち10までがスター・ウォーズを上映した。翌午前0時まで計45回上映した。
パラマディナ大学学生のマルギアンタさん(21)はダースベイダーのコスプレ姿で来場。この日は大学の講義終了後に映画館に直行した。「ガンダリアシティやスナヤンシティの映画館はチケットが完売。スクリーン数が多いCGVブリッツ・グランド・インドネシアには、まだチケットがあった」と笑顔で話す。
「フォースの覚醒」には、日本でも人気を博した映画「ザ・レイド」に出演したイコ・ウワイスさん、ヤヤン・ルヒアンさん、チェチェップ・アリフ・ラフマンさんの3人の俳優が出演。伝統武術のプンチャック・シラットを使ったアクションシーンに注目が集まっている。ブティック店で働くラガさん(26)は映画を鑑賞後、インドネシア人の出演シーンについて「偉大な映画へのインドネシア人出演は、国民にとって誇らしくそして快挙だ」と興奮冷めやらない様子で語った。(山本康行、写真も)