ブロックMに新ホテル 日本人ターゲットに、カフェも
南ジャカルタ・ブロックMのムラワイ通りにあるカモメビルに1日、日本人客をターゲットにしたホテル「ハッピー・イン」と、東京・渋谷をコンセプトにしたカフェ「シブヤ・カフェ」がオープンした。
日本でホテルを運営する「エフ・イー・ティーシステム」(中村比呂志社長)と、リフレクソロジーやパダン料理店、英語塾などを経営するハルモニアグループ(ソフヤン・スシロ社長)が合弁でホテル運営会社「FKB」(中村社長)を設立し、運営する。
ホテルのターゲットは日本人。カモメビル3、4階の全35室でWiFi(無線通信)を完備。部屋はジャパニーズ、アメリカン、ウェスタン、ヨーロピアンの四つのスタイルに分かれ、ダブルとツインの2タイプがある。ジャパニーズは26.2平方メートルで両タイプとも通常1泊80万ルピア、その他は19.5平方メートルで70万ルピア。来年3月30日まで期間限定の特別価格で宿泊できる。
カフェは1階にあり約60席。イタリアでカフェの修行経験があるインドネシア人バリスタがこだわりのオリジナルブレンド(2万5千ルピア)などのコーヒーや、オリジナルハンバーガーを提供する。
中村社長は「フロントなどでは日本人客に対し日本語対応できるスタッフやシステムも準備した。インドネシアに来た日本人が安らげる空間にしたい」と意気込みを語った。(山本康行、写真も)