多彩な手作り織物 溝下実咲 記者
タムリンシティの地下1階にある「ピアサ・ストラ」を11日、取材した。すべて手作りで、さまざまな織物やバティックがそろっている。
中部ジャワ州スマラン出身のイスワ・ユディさん(34)によると、地元の女性がよく訪れ、ポリエステル生地の織物を購入していくという。布はマカッサルやブギス、チルボンから運んでくる。
白地にピンクや青のボーダー柄のシンプルな物から、青地に黄や白、オレンジ、紫などカラフルな商品までさまざま。ポリエステルの織物は1メートル当たり7万5千ルピアで、バティックは同6万ルピアで販売している。
ユドヨノ前大統領のモチーフとされる柄のシャツも販売。女性用の服もあった。
ユディさんは「お客さんは買った布で、腰に巻くサロンや服を作る。お土産に買う人もいる」と話した。