最新の日本をクイズで発見 ワクワクジャパン新番組 司会に加藤ひろあきさん インドネシア語で来月末から
日本番組専門チャンネル「ワクワクジャパン」で10月31日から、クイズバラエティ番組「QUIZ SURPRISE!! JAPAN(クイズ サプライズ!! ジャパン)」がスタートする。番組司会は、タレントの加藤ひろあきさん(よしもとクレアティブ・インドネシア)。アシスタントはインドネシアの女性タレント、チェルリーさん。「日本に行ったら絶対にここへ行きたくなる」をテーマに日本各地の最新情報をクイズにし、文化や習慣、観光、産業、食などを楽しく紹介する。
同番組は、ワクワクジャパンと日本の大手テレビ番組制作会社の日テレアックスオンが、現地制作会社と共同制作。完全オリジナル番組ができあがった。
クイズ回答者はインドネシア人。毎回3人1組の計4チームが競い合い、獲得ポイントが最も多いチームが、日本旅行をかけたクイズに挑戦できる。
クイズは、日本滞在中のインドネシア人がレポーターとなって日本各地から出題。初回放送は「富士山」が舞台。レポーターが富士山を登ったり、洞窟を探検したりし、スタジオにクイズを届ける。2回目は東京・浅草へ向かい、浅草寺やその周辺にある行列のできるパン屋などを訪れる。3回目以降は、秋葉原や原宿、京都、大阪、千葉、北海道などを予定。
北ジャカルタで16日、最初のスタジオ収録があった。加藤さんはインドネシア国内で歌手や通訳、イベント司会などをこなす若手タレント。流ちょうなインドネシア語でスタジオを盛り上げた。テレビ司会は初体験。収録後、加藤さんはほっとした表情で「初回ということで不安もありましたが、クイズ回答者やスタッフの皆さんに助けられました」と胸をなでおろした。
チェルリーさんは番組の見どころについて「日本各地のお土産の値段まで知ることができるなど、これまで国内で得られた情報よりも細やか。番組で情報をたくさん仕入れて日本に行ってみてほしいです」と語った。加藤さんも「日本を取り上げる切り口が斬新。日本人の視聴者の皆さんにも楽しく見てもらえる番組です」と自信をもって紹介した。
放送は10月31日にスタート。毎週土曜午後8時〜同9時。(山本康行、写真も)