日イ「合作」の和食に舌鼓 初のフードフェスティバル JJMに合わせ高級ホテルで

 ジャカルタ日本祭り(JJM)の開幕日に合わせて6日夜、中央ジャカルタ・スナヤンのフェアモント・ホテル&リゾートで「日本・インドネシア フードフェスティバル」(毎日新聞社、コンパス共催)が初めて開催された。日本とインドネシア両国が食文化を通じて相互理解と友好を深める目的。インドネシアの食材を使った和食が振る舞われ、日イの政府関係者ら出席者約200人が舌鼓を打った。
 ホテル椿山荘東京の遠藤正昭・和食料理長がプロデュースし、インドネシア産の食材を積極的に利用した創作料理を披露した。日本の精進料理をアレンジした「南膳寺蒸し」、ビタミンを豊富に含むインドネシア産ウナギを使った「鰻(うなぎ)ごはん」など健康をテーマにした料理の数々を紹介。出席者が満喫した。
 開式の辞で、コンパス紙のブディマン・タヌルジョ編集長が「イベントを通じてインドネシア文化、日本文化をたくさんの人に知ってもらうことが意義」だとあいさつ。谷崎泰明駐インドネシア日本大使は「食を通じて、今ある両国の関係がさらに発展することを祈念する」と話した。(木村綾、写真も)

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