直接投資額14%増に 2016年BKPMが目標

 投資調整庁(BKPM)のフランキー・シバラニ長官は17日、来年の国内への直接投資額の目標を今年目標額比14.5%増の594.8兆ルピアに設定したと発表した。
 BKPMは386.4兆ルピアを外国からの直接投資、208.4兆ルピアが国内からの直接投資になると見積もっている。内訳は製造業などの第2次産業が52.7%、第3次産業が30.9%、第1次産業が16.4%。フランキー長官は「製造業の直接投資額の割合を増やすことで将来の産業化を促進できる」と述べた。
 フランキー長官は特に重点的に投資を呼び込む業種としてインフラと農業、工業、海洋、観光を挙げた。またこれまで直接投資が多かった日本や中国、韓国、シンガポール、台湾に加え、米国や英国、オーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)など中東諸国からも投資を呼び込むことに注力する方針を示した。
 今年上半期の国内と海外からの直接投資額の合計は前年同期比16.6%増の259.7兆ルピアだった。(堀之内健史)

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