お化け屋敷初お目見え　日本のホラーを体験

　日本番組専門チャンネル「ワクワクジャパン」は１５〜２３日、北ジャカルタ・クラパガディンのモール・オブ・インドネシア（ＭＯＩ）で、お化け屋敷イベント「恐怖のかくれんぼ屋敷」を開催する。日本の本格お化け屋敷のインドネシア初お目見えとなる。

　ワクワクジャパンは、日本のホラー作品を紹介する「Ｊ　ＨＯＲＲＯＲ（ジェイ・ホラー）」（金曜午後９時）を放送中で、同番組に興味を持ってもらおうと企画した。
　「恐怖のかくれんぼ屋敷」は、日本唯一のお化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんが、毎日放送と手がけた。屋敷の大きさは約１２０平方メートル。ＭＯＩのメーンアトリウムに日本から持ち込んだ機材を組み立てた。お化けアクターはホラー好きのインドネシア人に依頼、五味さん自らネットを通じ、演技指導したという。
　毎日放送プロデューサーの荒井丈介さんによると、五味さんと手がけたお化け屋敷の海外展開は初めて。「インドネシアの人たちがどう反応するか楽しみ」と荒井さんは話している。
　ワクワクジャパンの編成・制作チーム長の牧野誠さんは今回のイベントについて「（ガンダリアシティで実施した）ワクワクカフェのように、季節ごとにチャンネルＰＲを展開し、日本ファンを増やしていきたい」と語った。
　恐怖のかくれんぼ屋敷の開場は午前１０時〜午後１０時、料金は１人３万５千ルピア。（山本康行、写真も）