コスプレ・アニソン・囲碁・麻雀 ポップ文化 百花繚乱 ジャカルタ・ホビー・フェス
日本のポップカルチャーを楽しむ「ジャカルタ・ホビー・フェス」が2と3の両日、中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIExpo)のガンビル・エキスポで開かれた。
インドネシア囲碁協会やジャカルタ国立大学(UNJ)の「日本文化愛好家サークル」など、約20団体が協力しブースを出展。アニメなど日本のポップカルチャーが好きな若者を中心に、2日間で約4千人以上が足を運んだ。
会場では、たこ焼きやかき氷などの日本食、アニメキャラクターのグッズなどを販売したり、囲碁やアニメの描き方などを紹介したりするブースが並んだ。お気に入りのアニメキャラクターにふんするコスプレイヤーも多く、写真を撮るアニメファンらでにぎわった。
麻雀アニメ「咲」や「アカギ」を観て以来、2年間麻雀の打ち方を勉強してきたというハリー・マウラナさん(26)は「日本のアニメはキャラクターが魅力的でとても面白い。麻雀も日本のルールに沿って遊んでいる」と話し、会場で友人と麻雀を楽しんでいた。
メインステージではアニメソングやコスプレ大会、小ステージではカラオケ大会などが開かれ、会場を盛り上げた。アニメ「地獄先生ぬ〜べ〜」の主人公「鵺野鳴介」のコスプレ姿だったイクサンさん(26)は「コスプレの衣装や小道具はみんな手作りしている。コスプレ大会では日本の文化をよく知り、アニメの世界観をどう表現するかが大切。今日はたくさんのコスプレイヤーがいてとても楽しい」と話した。(毛利春香、写真も)