新入生16人、胸高らかに スラバヤ日本人学校入学式

 スラバヤ日本人学校(SJS)は16日、入学式を開いた。小学部に13人、中学部には小学部から進学した3人が入学した。小・中学部合わせ児童・生徒61人が胸高らかに新しい学校生活のスタートを切った。  

 西章夫学校維持会長や在スラバヤ総領事館の古賀俊行首席領事らが出席。名前を呼ばれると元気よく返事をする新入生らを、保護者らは温かく見守った。 
 今年度から指揮を執る村下俊文校長は「小学1年生の皆さんは、まず元気なあいさつをすること。それから自分のことは少しずつ自分でできるようにし、みんなと仲良くすること。この三つを頑張りましょう。中学生の皆さんはチャンスを逃さず、精一杯学び、楽しみましょう」と話した。在校生らは全員で校歌を歌い、新たな仲間を温かく迎え入れた。 
 SJS幼稚部で3年間を過ごし、小学部に入学した柴田侑美ちゃんの母、美樹さんは「今日SJSに入学できて本当にうれしい。(侑実ちゃんが)1歳の時にスラバヤへ来て、小学生になるのはまだまだ先だと思っていた。幼稚園に通っていた頃から小学部・中学部の皆と仲良くしてもらっており、安心」と話した。 
 始業式と赴任式も開き、新任の教員2人を迎えた。2年生を担任する新任の芹沢志保さんはブラジルの日本人学校に通っていた経験があり、今度は教員としてSJSで教える。「生徒数は少ないが子どもたちは明るく、とても活気がある。1年後に生徒に楽しかったことを尋ね、私との思い出を話してもらえるようになりたい」と意欲を示す。 
新任の教員は以下の通り(敬称略) 
 芹沢志保(福島) 
 木戸美穂子(福岡)(毛利春香、写真も)

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