三井倉庫 新拠点稼働 GIICに、生産、需要増で
三井倉庫インターナショナルは16日、西ジャワ州ブカシ県のグリーン ランド・インターナショナル・インダストリアル・センター(GIIC)工業団地に建設した新倉庫の稼働を始めたと発表した。インドネシアにおける同社の事業拠点としては2カ所目。インドネシア経済の成長に伴い、倉庫や配送需要は急増しており、同社はさらなる事業拠点の拡大も視野においている。
新設した倉庫の延床面積は3万1500平方メートル。昨年増築を終えた北ジャカルタのタンジュンプリオク港近くの倉庫の面積は1万3千平方メートルで、同社が展開する倉庫の延べ床面積は一気に3倍以上の4万4500平方メートルになった。
GIIC工業団地にある新倉庫は自動車や家電製品、日用品などの原材料の保管を請け負うほか、企業との契約により各社の完成品の地方配送拠点となる配送機能も担う。
同日開かれた開所式には三井倉庫ホールディングスの藤岡圭社長が出席した。同社のこれまでの事業拠点はタンジュンプリオク港近くの倉庫だけだった。同社長によると、日系企業は国内での生産を増やし、また内需の拡大に伴い、配送需要も増えてきたことから内陸の工業団地内に倉庫建設に踏み切った。
インドネシア国内での流通網構築も急いでおり、藤岡社長は「1、2年内に新たな拠点を設ける」と述べた。
三井倉庫グループは昨年持ち株会社制に移行。アジア太平洋地域への集中投資を続けている。