フードフェスティバルと連携 JJM会場はスナヤン

 今年の第7回ジャカルタ日本祭り(JJM、主催JJM実行委員会、協力・日本大使館、ジャカルタ特別州政府)はオープニング、クロージングの両イベントを、中央ジャカルタのスナヤンで開催することが30日、日本大使館で開かれた実行委員会で決まった。フードフェスティバル(毎日新聞、コンパス共催)も同時期に催し、連携して祭りを盛り上げていくことになった。

 2月の実行委員会で、会期は9月6日から13日までと決まっているので、この日は冒頭、小林一則実行委員長のあいさつの後、すぐ会場の検討に入った。
 その結果、オープニングイベントは9月6日夕、プラザスナヤン・ショッピングモール内の噴水前広場(アトリウム)の特設ステージで開催し、ジャパンウィークの催しも同広場中心のモール内で行うという事務局提案を承認した。
 クロージングイベントは昨年、ブンカルノ競技場の東駐車場で開いたが、今年も主に同競技場敷地内で適地を検討、同競技場とスディルマン通りをつなぐ道路を支持する声が多数だった。同道路上は緑地帯や街路灯などの障害物がなくテントやステージの設営に便利。しかし、狭さを懸念する声が委員から出たので、事務局で現場を再度見て、広さや駐車場などを検討する。問題がある場合は次回の実行委員会で話し合うことになった。
■イの食材で和食
 JJMに連携して同時期に開催する「日本・インドネシア フードフェスティバル(仮称)」は両国が「食」を通して相互理解を深めようという趣旨。
 毎日新聞国際事業室の松本昌樹委員が事業の内容を説明した。それによると、 9月6日のJJMオープニングイベント終了後、スナヤンのホテルで記念レセプションを催す。日本の有名ホテルから複数の料理人を招き、インドネシア人の和食料理人と共演で創作料理を提供する。食材は主にインドネシア産を使用する。
 レセプションにはインドネシア政府、財界の関係者、ジャカルタ特別州政府関係者、日本側も大使館や日系企業などから、あわせて200人から300人を招待するという。
 また、ジャパンウィーク期間中、ジャカルタ特別州内のコンビニや日本食レストランで特別メニューの提供を計画し、「街中いっぱい日本食」と題するキャンペーンを展開する。
 JJM側は各店に日本祭りのポスターの掲示や、チケットを置くなど広報も期待できるため、相乗効果を狙って認定事業とすることになった。(臼井研一)

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