ファンと初交流会 JKT48 テレビで「ヘビロテ」披露
日本の人気アイドルグループ「AKB48」の海外初の公式姉妹グループとして、第一期生二十八人がメンバーとなった「JKT48」が十八日午後、中央ジャカルタのfXモール・一階アトリウムで握手会を開催した。生まれたばかりのアイドルグループを一目見ようと、若い男女を中心にファンら約千人が訪れた。
赤いチェックの制服風の衣装に身を包み登場したメンバーは、AKB48の代表曲「ヘビーローテーション」をインドネシア語で歌った。インドネシアでは、AKB48のファンもいることから、サビの「アイ・ラブ・ユー」の部分では、ファンから合いの手が入るなど、会場の盛り上がりは最高潮に達した。
その後の握手イベントでは、抽選で選ばれた約五百人が、メンバー一人一人と握手。ファンらは「頑張って、応援してます」などの声を掛けていた。
メンバーと握手する前に、自分の手を大事そうにさすって、緊張するファンの姿も。ステラ・コルネリアさん(ニックネーム・ステラ、一六)は「ファンの前で歌を歌うのは、とても緊張した。訪れてくれたファンから、温かい声援をもらえて、とてもうれしかった」と語った。
握手会の後には、トークショー。ファンから上がった「好きなAKB48の歌は」「趣味は」の質問にメンバーが丁寧に返答。
「好きな男性のタイプは」との質問に、ガイダ・ファリシャさん(ニックネーム・ガイダ、一六)は「世界を守る仮面ライダーのような人が好きです」と答えると、大歓声が上がった。
■夢の舞台に立つ
十七日には、午後四時からの民放グローバルTVのテレビ番組「100%アンプ」に出演し、「ヘビーローテーション」のインドネシア語版を披露。結成してから約一カ月半、一流のスタッフに囲まれて、「普通」の女の子だった彼女たちは夢の舞台に立った。
西ジャワ州ブカシで行われたテレビ番組向けイベント出演後、この日誕生日を迎えたソニア・ナタリアさん(ニックネーム・ソニア、一四)は、メンバーから誕生日ケーキと歌で祝福を受けた。
ジェシカ・ヴェランダさん(ニックネーム・ジェシカ、一八)は、「とても緊張したけど、ファンの人たちから、声援が聞こえてきて、頑張ることができた」と興奮気味に語った。