JJCラガー、攻勢も黒星 ラグビー15人制大会開幕
ジャカルタ特別州や西ジャワ州の7チームが参加するラグビー15人制シリーズが14日、ジャゴラウィゴルフ&カントリークラブ・ラグビー場(西ジャワ州ボゴール)で開幕した。ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)のラグビー部(JJRG)はバンドン・ユナイテッド(同州バンドン)に6トライを許し、15―38の黒星スタートとなった。
バンドンはパプア出身者主体のチーム。JJRGは試合開始早々、敵陣に深く攻め込みながらも、体格で勝るバンドンのゴールラインをなかなか越えられない。前半15分、ゴール前ラックからFW鴨川康周選手が左隅に持ち込み先制。しかし、直後に相手スクラムから60メートル以上の独走を許した。
前半終了前には、敵陣で得た相手反則からパスをつなぎ、バックス栃岡悠選手が左隅に飛び込むなどの見せ場を作ったが、後半に入ると攻守で疲労が目立った。敵陣にいながらも、ターンオーバーからの独走トライを許す場面が増え、点差が広がった。
同シリーズは、総当たり戦と上位チームによる決勝トーナメントで構成。国際ラグビー評議会(IRB)公認の大会として昨年始まり、インドネシアラグビー協会が主催する。今年は昨年の5チームから2チーム増え、2部リーグ制となった。JJRGの昨年成績は2勝2敗。
JJRGの大矢洋平主将は試合後、「チームとしてやろうとしていることはできている。この年齢になっても、みんなで練習し、少しずつ上手くなっていくのがおもしろい。(大会に参加する強豪の)欧米人主体のチームに一勝でもしたい」と話した。(道下健弘、写真も)
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JJRGは20〜60代のシニア50人と、小中学生を中心としたキッズの幅広い年齢層が所属し、随時新入部員も募集している。毎週水曜夜にスナヤン競技場で、土曜は夕方からインターナショナル・スポーツクラブ・インドネシア(ISCI、バンテン州南タンゲラン市チプタット)で練習している。
問い合わせは榎原さん(携帯0811.816.1149、メール enohara49@gmail.com)まで。