パプア学生 踊るワヤン披露 国際ロボット五輪 1000体出場 タルマヌガラ大学で18日まで
西ジャカルタのタルマヌガラ大学で十五日、「第十三回国際ロボットオリンピック」が開幕した。
インドネシアでの大会開催は初めて。十八日までの四日間、小、中、高校生、大学生から社会人まで、ロボット制作に従事する人々が参加し、インドネシアからの二百体を含む、米、日本、韓国、中国、フィリピンなど十三カ国のロボット一千体が出場する。
今年のテーマは「自然災害における人間のためのロボット」と題し、十四種類のカテゴリーに分けて競われる。カテゴリーには「ロボットダンス」と音楽に合わせて踊る愉快なものから、指定されたポケットに物を運ぶものや相撲のように相手を場外に押し出すものまでさまざま。
今年は新たにテーマに合わせた「省エネルギーロボット」部門とインドネシアの伝統的な遊びである「チョンクラック」など、インドネシア文化に合わせたパフォーマンスを行う「インドネシア・ロボット」分野の二分野が新たに追加されている。
会場ではロボットコンテストのほかにロボットに関するセミナーや展示なども行われている。
インドネシア・ロボット協会のサントソ・ゴンドウィジョヨ会長は「インドネシア開催は初めてだが、インドネシアのロボット技術は過去の大会で好成績を納めるなど、世界的に認知されている」と語った。