5年ぶり減少 2014年自動車販売台数 120万台

 インドネシア自動車工業会(ガイキンド)はこのほど、2014年の国内自動車販売台数は前年比1.8%減の120万8千台だったと発表した。金利上昇や対ドルでのルピア安による消費減速を背景に、リーマンショックの影響で落ち込んだ2009年以来5年ぶりに減少した。  
 トヨタは前年より3万5千台減らして40万台となったが、シェア33%でトップを維持した。
 2位はダイハツで18万5千台。ホンダ(15万9千台)、スズキ(15万5千台)、三菱(14万2千台)、日産(3万4千台)と続いた。
 各社前年比で販売台数を落とす中、ホンダは最大市場の低価格MPV(多目的車)への参入で7割増やした。
 今年は原油安によるガソリン値下げは販売にプラスとなりそうだが、年内には米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げによるルピア安での価格転嫁がマイナス要因だ。「見通しは不透明」(自動車メーカー幹部)な中、今年の販売台数は昨年並みとなるとの見方が強い。

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