4億2000万ドルの赤字 11月の貿易収支 非石油ガス輸出減少で

 中央統計局(BPS)は2014年11月の貿易統計を発表、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が4億2千万ドルの赤字だった。非石油・ガスの輸出の減少が影響し、10月に記録した2千万ドルの黒字から赤字に転じた。中銀は15年の貿易収支が国際原油価格の下落により、好転するとみている。
 中央統計局のスルヤミン局長は「非石油・ガスの黒字が続いていることは好ましいが、石油・ガスの赤字を相殺できていない」と指摘した。11月の非石油・ガスの貿易黒字は9億4千万ドルで、4月に赤字を計上して以来、黒字が続いている。一方、石油・ガスは毎月赤字を記録しており、11月の赤字額は13億6千万ドルで、11月までで一番多かった。
 1〜11月までの累計では、石油・ガスの貿易赤字が120億9千万ドル、非石油・ガスの貿易黒字が100億2千万ドルで、11月までの貿易収支は20億7千万ドルの赤字となった。

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