ジョクジャ支部開設 元日本留学生協会 「活動の円滑化を」
元日本留学生協会(プルサダ)は十一日、ジョクジャカルタ特別州のガジャマダ大学でジョクジャカルタ支部の発足式を行った。プルサダの支部はインドネシア各地で十五番目。プルサダは五十人以上の会員が集まることで支部結成が可能で、ガジャマダ大学内で卒業生や教員など百七十人の元留学生がいたことから支部の開設に至ったという。
式典には初代支部長に任命された、ガジャマダ大学農業工学部長のジャガル氏のほか、プルサダのイスマディ副会長や同大の関係者ら約二十五人が参加。
式典でジャガル支部長は「皆で力を合わせ、プルサダが日本とインドネシアの懸け橋になれるよう頑張っていきたい」とあいさつした。
ジャガル支部長らはこれまで、ジョクジャカルタでムラピ山の被災者に対しSR(社会的責任)活動などを行ってきており、現在は大使館などとともにプログラムを考案中。今回の支部発足でより円滑に文化活動などを行っていきたいという。
プルサダは西ジャワや東ジャワ州、ランプン、北スマトラ州などに支部を持ち、今年一月には中部ジャワ州ソロにも新しく開設するなど、インドネシア各地で活動を展開している。