中国企業と209億ドル投資 APECに合わせ覚書 インフラなど12事業で締結

 北京のアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて開かれた「インドネシア中国ビジネスフォーラム」で9日、インドネシア企業と中国企業の各代表が出席し、インフラなど12の事業において計209億ドル(約2兆4千億円)に上る投資をすることで覚書を交わした。
 イ側のアダロ・エナジーは中国側のシェンファ・エナジーと15億ドルを投じ、東カリマンタン州に発電容量300メガワットの発電所を2機建設する。家庭用品などを製造・販売するマスピオングループは、中国の資源会社と協力し鉱物の精製所を1億ドルで建設する。ほか物流、交通、鉱業、エネルギー、農業などの各分野においても、両国企業から資金を投入するとしている。
 インドネシア商工会議所(カディン)のスルヨ会頭は「われわれがインドネシアの海洋国家を実現するため、中国が21世紀のシルクロードを発展させることを歓迎する」と述べ、中国企業の投資を今後も呼び込む方針を示した。
 フォーラムには両国の約300企業が参加した。同日、北京に到着したばかりのジョコウィ大統領も出席し、特に港湾や発電所、鉱物精製所へのさらなる投資を求めた。

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