パニン第一生命、学資保険を販売 「ドラえもん」でイメージ戦略

 パニン第一生命は3日、プルマン・ジャカルタ・セントラルパークで学資保険の商品発表をした。販売開始に伴い、イメージキャラクターにインドネシアでも人気のアニメ「ドラえもん」を設定した。生命保険業界でアニメをイメージキャラクターに設定するのは初で、より親しみやすさを強調した。第一生命が昨年、パニン社への出資を完了した後の新企画で、生保事業強化の一環として、学資保険の需要を掘り起こす戦略を新たに打ち出した。
 学費はインフレなどの影響で年間平均約20%上昇し、学費需要が増えている中、学資保険市場はまだ日本に比べ、発展途上。パニン社の石井義久副社長は「日本でもアニメのキャラクターを通じて生命保険の浸透が図られてきた」とし、国内主要25都市の代理店で販売する計画を明かした。今後、銀行窓口での販売にも力を入れていく。
 第一生命は、昨年10月に国内保険会社「パニンライフ」への実質40%の出資手続きを完了している。同社から石井副社長を迎え、インドネシアの生命保険市場の強化を図っている。パニン第一生命は第2四半期時点の保険料収入で業界9位。

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