バンドンで日本文化体験 第1回ジャパン・フェス コンテンツ発信の場に
西ジャワ州バンドン市のバンドン工科大(ITB)にある多目的ホール「サブガ」で26日、第1回バンドン・ジャパン・フェスティバルが開催された。アニメなど日本文化が大好きなインドネシア人らがブースを出展し、高校生や大学生ら多くの来場者が詰め掛けた。
会場中央ステージでは、日本の音楽を歌うバンドやアイドル、ダンスグループが登場し会場を盛り上げた。出展ブースではアニメのキャラクターグッズを販売、コスプレ衣装の試着や自主制作したカラオケゲームなどを体験できる店が軒を連ねた。
他にも在留邦人やITBに留学する日本人学生などがカレーや肉じゃがなどの飲食ブースを出展した。大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(HIS)は参加者を対象に日本旅行ツアーのコンペティションを実施し人気を集めた。
コスプレーヤーとの撮影を楽しんだ大学生のデフィさん(21)は「いろんなアニメのキャラクターやゲームを体験することができて面白かった」と話した。
フェスティバルを企画した釜我昌武さん(マラナタ大講師)は「フェスティバルを通じて日本に向けて、バンドンの若者たちによるクリエイティブな力を発信していきたい」と強調した。(小塩航大、写真も)