ソリューションに注力 パナソニック
パナソニック・ゴーベル・インドネシアは13日、中央ジャカルタのホテル・シャングリラで、企業や政府向けへのシステムや機器との組み合わせを総合的に提供するソリューションビジネスを紹介する展示会を開いた。パナソニックの北川潤一郎・東南アジア・大洋州総代表は「今後はソリューションビジネスの売上を日本と同じ全体の半分まで引き上げたい」と目標を語った。
ソリューションビジネスは企業や政府の要望に応じ、情報技術(IT)を使ってトータルで問題を解決する事業。例えば警備分野では監視カメラを設置するだけでなく、その映像を集め、スマートホンで見ることができるというようにするなどのシステムを提供する。
北川氏によると、インドネシアでは家電などの消費者向け製品が売上の90%以上を占めるが、今後はソリューション分野が大きく成長する見込みという。
特に警備や小売り、ファストフード、製造業の分野に注力する。展示会にはメディア関係者や開発業者が招かれた。今後、同様の展示会をミャンマーやカンボジアでも開く。