インドネシアが3位 名古屋で世界コスプレサミット
名古屋市の愛知芸術文化センターで2日、22の国と地域からコスプレ愛好家が集まり、世界一を決める「世界コスプレサミット」(名古屋市など主催)があり、インドネシアの代表が3位になった。
予選を勝ち抜いた代表44人が参加し、世界一を目指した。インドネシア代表は、5月の縁日祭で開催した国内予選「インドネシアコスプレグランプリ」で優勝したダルマ(23)・リヤン(24)組。戦国時代が舞台のゲーム「鬼武者3」に扮(ふん)し入賞した。3位入賞はインドネシアが初参加した2012年以来2年ぶり。名古屋市の河村たかし市長が、入賞者へのインタビューに飛び入り参加した。
バリのダルマさんは海外に出るのは初めてで、「日本の歴史と、アニメなど現代文化が融合されているところが好き。また日本に行きたい」と話した。
3日の名古屋市大洲商店街をコスプレ姿で練り歩くパレードでは、河村市長が急きょ参加し、「秋葉原だけでなく、名古屋にも足を運んでください」と呼びかけ、参加者をねぎらった。
イベントは今年で12回目。多数のファンが訪れて、観光政策の一環としても注目を集めた。
■カラオケは準優勝
また、同時開催された「世界カラオケグランプリ」では、12カ国から参加者があり、インドネシア代表のアウリアさん(31)が高校バスケットボールを題材にしたアニメ「黒子のバスケ」の主題歌を披露し、準優勝した。 (佐藤拓也)