早朝に1500人の祈り 北ジャカルタの ガソリンスタンド
朝日にムスリムの白装束が光る。「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」。北ジャカルタ・パドゥマンガンにある国営プルタミナのガソリンスタンドで28日午前7時ごろ、レバラン(断食月明け大祭)を迎え、ムスリムたちが集団礼拝をした。
毎年、隣接するモスクに入りきれなかった人々がガソリンスタンドの敷地で礼拝をするという。集まったのは全部で1500人。用意した色彩豊かなサジャダ(礼拝用の敷物)がガソリンスタンドの灰色のコンクリートを彩った。 (山本康行・写真も)