日本の風物詩、子ども歓声 JCCで七夕パーティー
ジャカルタ・コミュニケーション・クラブ(JCC)は11日、南ジャカルタのジャカルタ・コミュニケーション・センター1(JCC1)で「JCCたなばたパーティー」を開いた。参加した約100人はスイカ割りや浴衣の着付け、流しそうめんなど日本の風物詩を楽しんだ。
竹製の流しそうめん台にボトル詰め飲料水を流し、そうめんを落とすと、子どもたちからは歓声が沸いた。参加者全員のじゃんけん大会では勝者に景品が出るとあって会場は盛り上がった。
学生の日本語ミュージカル劇団「en塾(エンジュク)」が「ウィー・ラブ・ジャパン」を上演。en塾のオーディション会場に次々現れる愉快な受験者らとミュージカルを作り上げるというストーリー。AKB48やSMAPの曲に合わせそろったダンスを披露した。
JCCで日本語を学ぶインドネシア人や、en塾のメンバーが多数参加。日本人ではJCCでインドネシア語を勉強している保護者についてきたという子どもが浴衣で来場し、インドネシア人との交流を楽しんだ。
ジャカルタ日本人学校(JJS)の畑山美羽さん(小学部2年生)は「じゃんけん大会が楽しかった。景品ももらえた」と満足げ。4月にインドネシアに来たという小澤奈央さん(同4年生)は「早くインドネシアに慣れて、友だちをたくさん作りたい」と短冊に願いを込めた。 (西村百合恵、写真も)