ジャカルタが初優勝 アジアンカップに弾み ラグビー3地域交流戦
バンテン州南タンゲラン市チプタットのインターナショナル・スポーツクラブ・インドネシア(ISCI)グランドでこのほど、ジャカルタ、マニラ、台湾の3地域邦人ラグビーチームの交流戦「アイランドカップ」が開かれた。ジャカルタジャパンクラブ(JJC)ラグビー部は交流戦参加3年目で、初めての地元開催。地の利も生かし、初優勝を収めた。
アジア12カ国・地域の邦人チームが参加するアジア駐在員ラグビー大会(アジアンカップ)で昨年、台湾は準優勝、マニラとジャカルタはベスト4に入った実績を持つ。今回の交流戦でもレベルの高いゲームが続き、各チームとも点差の開かない好試合を演じた。
アジアンカップ前に日本人チームと対戦する数少ない機会とあり、ジャカルタは必勝の決意で臨んだ。大矢洋平主将の体制になった今年、年頭から外国人相手に厳しい戦いをしてきた経験が生きた。フォワード陣の縦突進を軸にしぶとい攻守を見せ、マニラを2トライ1ゴール差、台湾を2トライ差で破り、優勝を果たした。
ジャカルタの鴨川康周ゼネラルマネージャー(GM)は試合後、「これまでの練習でやってきたことが大分出来てきたし、方向性も間違っていなかったことが確認できた。更に精度を高め、10月のアジアンカップに臨みたい」と話した。
JJCラグビー部は常時部員募集している。問合せは鴨川GM(携帯0815・1139・6110)、向野(こうの)禎明主務(携帯0811・964・209)まで。