秋入学でマッチング 留学セミナーに500人 支援事業のフジスタッフ

 留学支援事業を展開するフジスタッフ・インドネシアは14日、南ジャカルタのスミットマスビルで日本留学セミナーを開催した。日本語学校や大学を含む9校が参加し、卒業試験を終えた高校3年生やその保護者ら500人が留学情報に熱心に聞き入った。 
 インドネシアの高校の卒業時期は7月で、進学先を選んでいる3年生と、秋入学の希望者を探す日本の大学機関とのマッチングの場にもなった。 
 ジャカルタ特別州内の高校に通うラフミ・ファタニさん(18)は英語で入学可能な日本の大学を探しており、「インドネシアの大学への進学も検討しているが、留学への気持ちが強い。条件が合う大学を見つける場所にしたい」と期待を膨らませていた。 
 ブースを設けた立命館大国際入学課の谷元悠加さんは秋入学の希望者が多かったと話し、「インドネシアだけでなく、東南アジアから留学生を獲得したい」と強調した。 
 大学や日本語学校によるプレゼンテーションでは担当者が入学費や居住環境、就職状況について説明。参加者からは「奨学金の仕組みはどうなっているのか」といった質問が飛んだ。  帝京大学生サポートチームの鶴見孝係長は今までインドネシア人留学生を受け入れた実績はほとんど無いが、「日本語学習支援や金銭面の負担軽減などの準備がある」と話した。(小塩航大、写真も)

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