ビジネス情報などを交換 東京商工会議所の視察団
2日からジャカルタを訪れている東京商工会議所の経済視察団が4日、中央ジャカルタのホテルで、インドネシアの日系企業代表者らと交流する夕食会を開いた。視察団に参加した企業と現地企業から計約40人が出席。インドネシアでのビジネス情報などの交換しながら、親睦を深めた。
視察団に参加したのは、いずれも東京都内の企業で自動車用金属プレス部品製造や住宅設備、ポンプ卸など9社の13人。3日にはジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)の事務所内で、投資調整庁(BKPM)アドバイザーからインドネシアの経済や雇用状況などの説明を受けたほか、デンソーの現地工場を見学した。
夕食会を開催した4日は、現地のローカル企業2社の工場などを視察。参加者の一人は「業績は右肩上がりであると聞いた。非常に活気があるのを感じた」と手ごたえを話した。
夕食会では、視察団を代表して浦野工業の浦野静夫社長が「現地を見る貴重な体験となりました。さらにゆっくりとお話をうかがいたい」とあいさつ。その後、あちこちで名刺交換する光景が見られ、インドネシアでのビジネスチャンスについて会話を弾ませていた。(新谷敏章、写真も)