恋チュンでバンドンPR 市民1000人が踊る 学生や在留邦人が制作

 西ジャワ州バンドンをPRしようと、日本語情報サイト「バンドン・ポータル」を運営する釜我昌武さん(31)とバンドン工科大(ITB)のダニ・アナンディトさん(21)らインドネシア人大学生が、人気アイドルグループAKB48のヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」に合わせて市民が踊る動画を製作した。31日、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。
 約3分の動画には計約千人の人々が歌に合わせて躍る様子を収録した。カキリマ(移動式屋台)の店主や日本語を習ぶ大学生、日本好きなローカルアイドル「ルミナ・スカーレット」やバンドン市長の夫人など幅広い層の市民が参加。笑顔の老若男女が手を上下に振り、軽快にステップを踏む姿が印象的だ。
 撮影場所はバンドン市内の計76カ所。バンドン工科大(ITB)、アジアアフリカ会議博物館、トランススタジオ遊園地など。撮影には5週間を費やした。振り付けは参加者へ事前に教えて練習してもらい、撮影に臨んだ。
 1日時点で再生回数が2600回を超え、バンドン市政府が同市の公式ツイッターサイトで感謝するコメントを投稿するなど好評だ。
 きっかけは神奈川県が観光PRで撮影した「恋する恋するフォーチュンクッキー」の動画。バンドンの魅力を日本人向けに発信するために企画し、製作協力者を募った。
 バンドンの魅力は「親日的」「観光地」「学生の街」だ。インドネシアで最も歴史のある日本語学科を持つパジャジャラン大の日本語学科教授や日本語学校のスタッフも賛同。市政府や各施設から撮影許可を得て参加を呼び掛けた。リドワン市長は予定が合わず断念したが、出演には前向きだったという。旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)バンドン支店のスタッフも踊っている。
 釜我さんは「バンドンは日本のアニメなどのオタクも多い親日的な街で、才能豊かな学生も多い。動画を通じてバンドンへの関心を高めてほしい」と話す。 
 日本では佐賀県や富山県などの地方自治体やサイバーエージェントなど企業が企画。市民や社員がこの曲に合わせて踊る動画を投稿する動きが広がっている。海外でもインドのコルカタ版やデリー版が公開されている。釜我さんは「バンドンPRには最適な表現方法。海外でも注目を集めたら面白い」と話した。
 動画は(www.youtube.com/watch?v=GFQFP7pd3Wg)。(小塩航大)

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