ナスデム集会に待った 監視委「選挙規則違反」
独立選挙監視委員会(KIPP)はこのほど、国民民主党(ナスデム)とグリンドラ党が選挙規則に違反したとする報告書を総選挙監視庁に提出した。
報告書によると、両党は解禁日前に総選挙に向けた屋外選挙活動を実施した。屋外選挙活動は3月16日に解禁され、4月5日まで認められている。
ナスデムは23日、中央ジャカルタ・スナヤンのブンカルノ競技場で党大会を開催した。同党は支持者15万人が参加したと発表している。
党大会の様子は同党の党首で大統領候補のスルヤ・パロ氏が所有するテレビ局「メトロTV」などで放送された。
党大会についてナスデムのパトリス・リオ・カペラ幹事長は、会場のブンカルノ競技場は屋内施設と反論している。参加者も全て党内関係者だとして、選挙活動にはあたらないとの認識だ。
同日、グリンドラ党のアリヨ・ジョヨハディクスモ副幹事長は支持者2万人以上を集めた集会を開いた。