外国人労働者数 2年連続で減少 トップ中国、日本2位

 労働移住省が外国人労働者の管理を強化している。昨年の外国人労働者雇用許可(IMTA)の取得者は6万8957人で2年連続の減少。2011年の7万7307人から2年で約11%減った計算になる。外国からインドネシアへの投資が相次ぐ一方、国内の人材活用により比重を置いている形だ。
 国別では中国がトップで日本が2位、韓国が3位。分野別では商業・サービスが半分以上となる約3万7千人で、製造業(約2万4千人)、農業(約8千人)が続いた。
 労働移住省はこのほど、外国人労働者雇用の手続きに関する大臣令(2013年第12号)を出したと発表した。外国人労働者雇用計画書(RPTKA)に記載する職種の明確化などを盛り込んでいる。
 ムハイミン労相は「労働法の精神に基づき、すべての労働者、特に外国人はその仕事をする能力を有していなければならない。そのため、外国人労働者に関する労相令では、当該外国人労働者の能力は書面で裏付けられているか、5年間の勤務経験が必要になる」との声明を発表。外国人労働者の雇用はあくまでも、その仕事を将来的にインドネシア人へ引き渡すための移行期間としてのものという原則を強調した。

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