巻き寿司づくりに挑戦 小学校で日本料理紹介 「クッキング・ジャパン」
日本料理に親しんでもらおうと、小学生の親子を対象にした料理イベント「クッキング・ジャパン」が先月25〜14日、ジャカルタ内の小学校5校で開かれている。
講師に日本食レストランや料理学校の調理師を迎え、用意された食材で親子が手巻き寿司作りに挑戦。1日に南ジャカルタのパングディ・ルフール小学校で開かれたイベントには70組を超える親子が参加した。
焼きのりの上に酢飯を伸ばし、トビッコやアボカドを重ねていくカリフォルニア巻きには「食べたことはあっても作るのは初めて」との声も。見よう見まねで作った自作品をおいしそうに頬張っていた。
イベントには日イ合作の特撮ヒーロー番組「ビマ・サトリア・ガルーダ」のビマも登場。日系の協賛企業の商品も多数配られ、日本食とともに小学生らに日本に親しみを持ってもらう企画だ。
このイベントは経済産業省のクール・ジャパン戦略推進事業の一つ。事業者のファーストが主催。「ジャパン・ハラル・フードプロジェクト」で昨年立ち上げた日本食紹介ウェブサイト「クッキング・ジャパン」(www.indonesiacookingjapan.com/)とともに、日本食の認知度を高める活動を展開している。(配島克彦、写真も)