捕えた大蛇で窒息死 バリハイアットホテル警備員

 27日未明、バリ州サヌールの高級ホテル・バリハイアットで働く男性警備員(59)が、捕えたニシキヘビ(体長約4.5メートル)の反撃に遭い、首などを絞められ窒息死した。地元紙が報じた。
 警備員は改装中のホテル工事現場付近でニシキヘビを発見。右手で頭を、左手で尾をつかんで捕獲した。その後、激しく抵抗したヘビに首などに巻き付かれ、窒息死した。
 現場には友人たちが居合わせたが、恐ろしさのあまり、ヘビを取り除くことができなかったという。通報で駆けつけた警察官も救出できなかった。周辺では、以前から巨大ヘビが目撃されていた。
 事件後、ヘビは行方をくらませており、警察は観光客らに注意を呼びかけている。バリハイアットは、リゾートホテルが建ち並ぶ海岸沿いの一角にある。

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